矯正歯科治療の一般的な治療期間と通院回数
※以下に提示する治療期間はあくまでも一般的なものです。
治療方針や歯の動き方には個人差があるため、治療期間は患者様によって大きく異なります。
混合歯列矯正
症例、治療開始時期、歯の生え替わるペース、骨格的な成長、使用する装置、通院頻度、患者様本人の協力度によって治療期間は異なります。
基本的に上下の前歯4本、上下の第一大臼歯(6歳臼歯)が生え揃う頃おおよそ8−9歳頃から必要に応じて治療を開始し、全ての歯が永久歯に生え変わる頃まで行うため、3—4年間は装置の治療が必要です。装置にもよりますが、一般的な通院頻度は約3−6ヶ月に1回となるため通院回数はおよそ10回程度となります。
混合歯列期にワイヤーを用いた矯正治療を行う場合、その期間中は永久歯列矯正の通院頻度に準じます。
永久歯列矯正
症例、抜歯の有無、使用する装置、通院頻度、患者様本人の協力度によって治療期間は異なります。
通常、治療期間は月1度の定期的な通院で2年−2年半、通院回数で24−30回を見込んでおります。通院頻度を守って頂けない場合は治療期間が延長する可能性があります。
保定期間
装置を外した後、歯並びを安定させるためにリテーナー(保定装置)を使用します。当院ではなるべく長期間(最低5年以上)のリテーナー使用をお勧めしております。来院頻度は1−2年に1回となります。